2008年07月05日

句の異同(2)

 「礼」51ページ、「これが退けてゆく人間のチュウインガムのように吐きだされ、むしろ馴れている」
 「全」56ページ上段では、「チュウインガム」が「チューインガム」。
 「礼」51ページ、「無智で労働より知らないものばぜここに手錠がこんなに春近い窓へ悲壮な思惟」
 「全」56ページ上段では、「無智」が「無知」。
 「礼」52ページ、「一ぴきを送ってやるわずかな大きい鮭の階級性が、この一ぴきが遠い肉親の頬骨に動く」
 「全」56ページ上段では、2度の「一ぴき」が「一尾」、最初の「一ぴき」の後の「を」を削除。
 ここでも、例えば、異同はないが、「礼」53ページ、「全」56ページ下段の「ろくでもない資本を智慧が立直しては雪の日も貨幣の音をたてて銀行」では、「智慧」を「知恵」とはしていないのだから、個人的にはやはり「礼」を尊重したい。
posted by 木村哲也 at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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