2008年07月05日

句の異同(3)

 「礼」53ページ、「執着が機械とあってそれから賃金に影響されて毎日働く手」
 「全」57ページ下段では、「賃金」が「賃銀」。
 「良」87ページ、「卑劣だとは思ってみても、今日の必要に急ぐ賃金のいくばくを云わず」
 「全」57ページ下段では、ここも「賃金」が「賃銀」。
 なお、「全」では、その前の、単行句集に収録されていない2句でも、「賃銀」となっている。
 ただし、「礼」54ページの、下記より先では、「賃銀」で始まる句がありはする。しかし、わざわざそれに合わせることもあるまい。
 「礼」54ページ、「放胆にはなれぬ生活をもって少し酔って生き生きしている」
 「全」57ページ下段では、「放胆」が「放膽」。
 むしろ、自体に関しては「全」は、むやみに(?)略字体にしてしまうのに、ここはまことに奇妙。
posted by 木村哲也 at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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