「全」59ページ上段では、「咯血」でなく「喀血」。
「礼」58ページ、「うすっぺらな屋根下で兄の苦笑が尖ったまま死んだ」
「全」59ページ上段では、「うすっぺら」でなく「うすぺら」。
ちなみに、「良」88ページ、「全」59ページ下段、「ふしぶしの」で始まる句では、いずれも「うすっぺらい」とある。
「礼」58ページ、「旱魃つづきの生(は)えぬ大根種へ母娘が提灯で水やる夜中の小作畑」
「良」92ページは、ルビなし。
「全」60ページ上段では、「旱魃」に「ひでり」のルビをつけ、「生えぬ」のルビは削除。
「良」は夢道も了解のはず。だが、こういう場合、「良」を採ると「全」は言っているが、そうでもないことがわかる。


